緑の館仙台の鈴木和美さんは、御近所の方という認識でおりましたが、
(御自宅にダックスフンドのワンちゃんを飼っていらっしゃった)
昨年のチャリティコンサートにいらしてくださった事がご縁となり、
私に日々素晴らしい感動と気づき、幸運をもたらしてくださっています。
昨年末、鈴木さんが理事をなさっておられる仙台敬老奉仕会の研修会の講演に、
私が震災以降応援をしている(一財)国際セラピードッグ協会の大木トオル代表を
お招きしたい、というお話をいただきました。
その打ち合わせの席で、不思議な流れから私の実家のピアノを
緑の館仙台に置いて頂ける事になりました。
私の母は父が亡くなり20年余り一人暮らしをしておりましたが、80才を過ぎて
急に短期記憶が厳しくなり、一人暮らしが難しくなってしまいました。
そのようなことから実家は空き家となり、ピアノはポツンと取り残されておりました。
私はその事がずっと気掛かりでした。
どちらかで私のピアノを使って頂けるところはないだろうか?と考えておりました。
鈴木さんのご厚意から、久しぶりにピアノの確認の為実家を訪ねた際、
ピアノは床が抜け落ちる寸前で足が傾いていました。
救出という言葉が一番相応しい状況でした。
鈴木さんの緑の館仙台は小さな美術館のような空間です。
鈴木さんに厳選された絵画と大好きなオードリーのポートレートが展示されていて
格調高くクラシック音楽に相応しい品格があります。
そちらでサロンコンサートをされたら素敵だろうな、と思いました。
ですが、当初は鈴木さんとのコラボレーションで定期的なサロンコンサートが実現する
などと思いもしなかったのです。全てが自然に繋がりました。
鈴木さんの講演、「心の法則」は本当に素晴らしい内容で、目から鱗が落ちるものです。
癒しのピアノコンサートは、ひょっとすると?私が一番癒されるのかもしれません。
「出会いは宝」
心より感謝です。
浅野純子